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エッセイブログ / やまだみのる

生涯の一転機とし日記果つ

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生涯の一転機とし日記果つ  みのる

月並みな話題になるが人の生涯においてターニングポイントになるシーンは何度かある。今がまさにその時と感じるときもあるけれども、たいていは来し方を振り返って “あのときがそうだったかもしれない…” と思うことのほうが多い。

負いきれないかと思うような試練にも耐えて何とか乗り越えたられたこと、あるいは不本意な方向へ舵を切らざるをえなかったこと、そのときどきは、必死に自力で頑張って走っていたつもりだった。

けれどもたいていの場合、家族の応援や友人の助けが陰で支えてくれていたことにあとで気づかされる。物質的な支援もありがたいが、背後でずっと祈ってくれている人がいるということがどれだけ感謝なことかと思う。

どれだけ名誉を築きあげても、またどれだけ財を貯えても所詮人は一人で生きてはいけないと思う。そんなものよりも家族や仲間という人間関係が何にもまさる宝物だということを言いたいのである。

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