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枯山を登るは雲の影法師
枯山を登るは雲の影法師 みのる
みのる40歳のときに不思議なご縁によって「俳誌ひいらぎ」主宰の小路紫峡師と出会った。
あとになって紫峡師がクリスチャンで牧師のご子息だと知って驚き、後にこの出会いは決して偶然とかではなくて神の導きだったと確信したのである。
当時の結社の俳人たちは、若くても50歳代、60〜70歳代の人たちが中心で、80歳前後の長老衆が幅をきかしているという集団であった。
そんなかんだで40歳の私はまるで青年扱いの歓迎を受け、初心者の俳句指導を使命としておられた先生は、すぐに特別研修生として指名してくださりその日から無償の猛特訓が始まったのである。
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