エッセイブログ / やまだみのる
黙祷の一分間や蝉時雨 みのる
わたしの妻は被爆二世である。
帰省ついでにときどき平和公園を訪れて鎮魂碑を巡る。半世紀を経て美しい緑の楽園となった公園には観光客や修学旅行生たちが屯している。