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復活の摂理大地の草萌ゆる
復活の摂理大地の草萌ゆる みのる
草萌ゆる頃になると、焦土となった被災地の荒地に新しい生命を発見した時の湧き上がるような喜びを思い出します。
震災の思い出を語るにあたっては、結社作家としての道を邁進していた私がなぜ挫折したのかということを告白しなければなりません。
俳句の学びを初めて七年が過ぎたころのことです。紫峡先生から男性だけの吟行句会を発足せよとの指示が出ました。
手元の資料を調べてみると平成二年二月に須磨離宮公園で第一回涼風句会が行われています。紫峡先生64歳、みのる47歳という頃のお話です。
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