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エッセイブログ / やまだみのる

法紅葉大山門を荘厳す

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法紅葉大山門を荘厳す  みのる

昨日、テレビのニュースで清水寺など京都の紅葉の名所が放送されていた。それは紅葉見物する人たちのマナーの悪さに困っているというテーマの報道番組だった。

まだ枝に付いている紅葉を栞にするためにちぎりとっていく人、美しい苔庭を保護するために立入禁止の結界を設けているにも関わらず無視して侵入し苔を踏みつけて紅葉の写真を撮ろうとする人、危険な清水寺の高欄に凭れて紅葉を背景に記念写真を撮ろうとする人などがインタビューされていた。

全員がいけないことと自覚しながらも自分だけならという安易な行動をしているのが現実のようだ。吟行で自然と関わることの多い私たち俳人も例外ではないと深く反省させられた。

美しい自然やお庭、古代から大切に守られてきた建物や造形物等々を、あとなる人達へ綿々と継承していくためにも皆が協力してルールを守ることの大切さを学ばされた。

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