四時随順

エッセイブログ / やまだみのる

ミサの鐘ひびき黄落急ぎけり

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ミサの鐘ひびき黄落急ぎけり  みのる

公園の散歩道にある公孫樹並木もすっかり葉を落として青空が透けている。

燃えるような名所の紅葉も悪くはないけれど、目立たない静かな場所で人知れず散りつぎながら大地を覆っていく黄落の風情のほうが私の好みです。

散っても散っても尽きることがないかと思われるころが一番美しく、日ごと疎になっていく梢をうち仰いでいると季節の移ろいを実感するからです。

銀杏(ぎんなん)は、老化防止によいそうで漢方薬では肺の働きを高め、喘息を鎮める効果があると言われているそうだ。

神社などにある古木はたくさん実を落とすので近隣の主婦たちが拾いにこられる。これもまた里の風物詩としてゆかしい。

近年街路樹として植栽される銀杏の苗木は、実が落ちるのを嫌われてみな雄木ばかりだという。なんだか寂しい。

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