一羅漢紅葉明りに瞑想す
一羅漢紅葉明りに瞑想す みのる
私が俳句をしているというと、みのるさんは、クリスチャンなのに神社やお寺に行くの?
と、いぶかしげに言われることがあります。熱心な信仰者ほど自分の信じるもの以外の全てを否定して排他的な考え方をされる方が多いようですが、私は思想や宗教はあくまで自由であって他を否定する行為は傲慢だと思うのです。
古来、仏教も神道もその土地でまたその時代に応じて多くの人々の心の支えとなってきました。それらにまつわる建造物、絵や書や造形物などはみな貴重な文化であり芸術です。そしてこうした様々な文化を礎として歴史が育まれてきたのです。
クリスチャンとして社寺を訪ねて神や仏を拝むことはありませんが、歴史や文化と謙虚に敬虔に対峙し、心打つものには感動して俳句に詠む行為を恥じることではないと思っています。
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