四時随順

エッセイブログ / やまだみのる

先師恋ふ勿忘草に思ひよせ

勿忘草

先師恋ふ勿忘草に思ひよせ  みのる

聖書に放蕩息子の喩え話がある(新約聖書ルカの福音書15章)。

紫峡先生から溢れるほどの愛を注いでいただいたのに自分のわがままで結社を離脱した私はまさに放蕩息子そのものである。戻ってくるようにと何度もお勧めをいただきながら逡巡としているうちに、昨年四月に先生は天国に凱旋された。

反逆者の私は葬儀にも結社の偲ぶ会にも出席は叶わなかったが、叱咤激励しキリストの愛をもって訓練してくださった日々を決して忘れることはない。その御恩に報いるために何をすべきかを自問しつつ天国の先生と心を通わせている。

紫峡師が私に教えてくださったのは HowTo ではなく『人格の陶冶と俳句のこころ』であった。また指導者としては、『キリスト教の奉仕の精神で仲間を大切にすること』であった。私もまたそうありたいと切に祈り願っている。

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